STORY物語

はじまりは
雲の上の
小さな豆腐屋でした

日本三大秘境のひとつと言われる、宮崎県椎葉村。
私たちが豆腐づくりに選んだ場所は、標高700mという雲の上にあるような山奥でした。手つかずの自然と古き良き伝統が残るこの場所は、自然のやさしさ、手づくりのぬくもりを大切にする私たちにとって最高の場所です。

「理想の豆腐を作るために最適な水を」先代の豆腐職人が日本中を渡り歩き、たどり着いたのが椎葉村の湧き水。山の木々や苔むす岩間から流れ出る清らかな水は大豆の風味が際立つ豆腐を作るのに理想の天然水だったのです。

大豆は数多くの品種から湧き水との相性の良さで選びぬいた2種の国産大豆。大豆の甘味が際立つ、通常の1.5倍も濃厚な納得の豆乳が生まれました。

原料選びに妥協せず、手間暇惜しまずつくりあげる。決して便利とは言えない山奥の小さな工場で、わたしたちの豆腐づくりが始まりました。

手がきれいになる、
という奇跡

椎葉村の山奥で豆腐と豆乳をつくっていた私たちが化粧品をつくるきっかけになったのは、「ガサガサだった手がきれいになった」という豆腐工場で働く女性スタッフの声でした。

長年、林業に携わってきた彼女の手はひび割れ、その荒れた手をお孫さんが嫌がり、手をつないでくれないことを嘆いていました。ところが、豆腐作りを始めてから、見違えるほどすべすべになったというのです。それもそのはず。豆腐づくりの器具を洗う豆乳風呂のような水の中に、彼女は毎日のように手をつけていたからです。

「孫の方から“手をつなごう〟と言ってくれた」と、顔をほころばせながら差し出した手はまるで
絹豆腐のようになめらかでした。

豆乳のチカラを
お肌に届けるために

豆乳の持つ美のチカラを確信したわたしたちはそのチカラを最大限に引き出せないかと試行錯誤し、たどり着いたのが発酵技術。

日本食でもなじみ深い「発酵」と組み合わせることで美肌作用と浸透性※1を高め、盛田屋独自のスキンケア美容成分「豆乳発酵液※2」が完成しました。

肌をつつみこむようなやさしい潤いをあなたのお肌に届けるために。豆腐屋だからできる化粧品づくりをこれからも続けていきます。

  • ※1 乳酸桿菌/豆乳発酵液(保湿成分)  ※2 角質層まで

MIND想い

職人の手仕事

豆腐の材料は「水」「大豆」「にがり」のみ。
だからこそ、原料へのこだわりに妥協せず、技を極め一丁に魂を込めます。

それは化粧品も同じです。余計なものは含まず、自然の素材を活かし、豆腐屋らしくシンプルに。

豆腐の盛田屋のせっけんは昔ながらの「釜炊き・枠練り製法」を採用。ひとつのせっけんが完成するのに約2ヶ月間、のべ40人もの人の手を経ています。

わたしたちは自慢の豆乳と自然の恵みでつくった商品を職人の誇りをもってお客様にお届けしてまいります。

あなただけの
きれいを一緒に

人も、お肌も、毎日同じではありません。
いいときも、わるいときも、
無理せずに自分を受け入れて大切にする。
自然体で過ごすすこやかさの中に、
美しさは宿ります。

日々のあなたを、変わらず愛せるように。
あなたらしい美しさを、
引き出すお手伝いをできたら。

自然の素材を使い、
職人の手でつくり上げた化粧品。
自らの手で、ていねいに
お肌をお手入れする時間。

あなたの手とわたしたちの
手をつないで、あなただけの”きれい”を
一緒につくっていきませんか。